6月12日 いつか親になる中学生と
- 公開日
- 2013/06/12
- 更新日
- 2013/06/12
こころを育てる
明日の午後2時から、本校図書館にて「読み聞かせの会デモンストレーション」を開催いたします。本地区は、両小学校とも読み聞かせの会があり、児童の皆さんもとても楽しみにして聞いているようです。その会を中学生の段階まで引き上げようと考えました。でも、「中学生が聞いてくれるのかしら?」の不安は消えないものがあります。また「読み聞かせは難しい」と考えてみえる方も多数おみえのことでしょう。そのためのデモンストレーションです。気楽にご参加いただけたらと思います。
中学生に読み聞かせをしてみえるお母さんの詩を載せます。
昨日は、娘の通う中学校に
絵本の読み聞かせに行ってきた。
毎年、読書週間のこの時期に、
読み聞かせグループの皆さんでお邪魔するのだが
はじめは「中学生が聞いてくれるんだろうか?」
とか、「難しい本がいいのかな?」とか思っていたが、
何年かお伺いするうちに
こちらのそういう心配はいらないことを感じた。
子供たちには小学校の時から、
朝自習のときの読みきかせをしている。
久しぶりに会う子供たちは大きくなってるけど、
顔見知りの私たちが読むことを
懐かしく聞いてるような。
小さいときのような反応はなくても
ちゃんと聞いてくれていた。
絵本は、小さい子だけのものでもない。
読むそのときで、感じるもの。
伝わるものも違ってくるし、奥が深い。
読みきかせの活動をはじめて5年が過ぎた。
少しずつ、できることを気長に続けていこう。
楽しみながら。
ついでに、昨日は校長先生に
お母さん業界新聞と講演会のチラシをお渡しした。
早速生徒にチラシを配布していただいた。
長女が
「お母さん、またやったね〜私はずかしかとばい!」
との言葉。
私のこんな性格を知る長女はそういったきり、
半ばあきらめているようだった。
私の少しの勇気が誰か一人でもお母さんの心を癒し、
元気にすることができれば。ただその思いだけ。
何もしないほうが目立たないし、打たれもしない。
けど、それを恐れていては先にも進めない。
脱皮中の母を娘は言葉ではそういいながら、
応援してくれてると信じている。