今中日記

12月27日 SNSについて

公開日
2012/12/27
更新日
2012/12/27

こころを育てる

年の瀬も押し迫り、明日は28日となります。
さて、ここで小中高校生の子どもたちを取り巻くネット環境について考えてみましょう。

いわゆるSNS( social networking service)は、社会をインターネット上でつなぐサービスの事です。SNSには、プロフィール機能、メッセージ送受信(私書箱)機能、ユーザー相互リンク機能、ユーザー検索機能、日記(ブログ)機能、コミュニティ機能などがあり、代表的なSNSとしては、mixi(ミクシィ)、GREE(グリー)、Mobage(モバゲー)、Facebook(フェイスブック)などがあります。また爆発的に利用者が増えているLINE(ライン)などもあります。

これらのサービスはとても便利で、いつでも自分の考えや感想を文字にして相手に伝えたり、さらに動画にすることも簡単にできてしまいます。
先日、一宮市の先生たちの『いじめ対策』の話し合いのなかで、小学生が「アメーバピグ」のなかで、特定の友達の悪口、誹謗中傷をして、大きな事件につながった事例が報告されました。

軽い気持ちで書き込んだ言葉でも、相手をひどく傷つけてしまったり、友だち限定だからと安心して軽い気持ちで書き込んだ悪口が、思わぬ形で広がりトラブルにつながったりしています。

SNSやプロフなどで、身のまわりに起きた出来事を発信したり、友だちの書いた日記
などにコメントを書き込んだりする子どもたちが増えています。
SNSの利用者数は日本中でも年々増加しており、書き込みがもとになったトラブルも数多く発生しています。SNSは、友だちなどに限定して書き込みを公開することができますが、容易に引用されたりコピーされたりして発信できるため、書き込んだ内容が意図せず拡散してしまうおそれがあります。
またSNSや掲示板などで、他人になりすまして誹謗中傷の書き込みをするなど「なりすまし投稿」によるトラブルが発生しています。特定の人物になりすまして、インターネット上で身勝手な発言や活動をすることは、その人物の信用を傷つけ、名誉を著しく傷つけます。相手の名誉を傷つけた場合は、名誉棄損で訴えられることがあります。

SNSやプロフなどを含め、インターネット上で情報を発信するときは、人のつながりなどを通じて、様々な人に見られる可能性があることを意識しなければなりません。
子どもたちは、サイトに書き込んでも誰が書いたか分からないと思っている場合がありますが、悪質な誹謗中傷の場合、警察は、サイトの運営会社(運営者)に協力を依頼し、どのコンピュータから書き込んだのか、誰が書き込んだのか、特定することができます。

さらに子どもたちの間でも動画サイトが利用されるようになっています。子どもでも手軽に動画を投稿することができるため、いじめの動画を投稿したり、それがきっかけとなって、さらなる悪質な誹謗中傷やいじめが発生しています。総務省の実施した「ソーシャルメディアの利用実態に関する調査研究」によると、動画サイトを週1回以上閲覧する割合は、若年層(10代〜30代)で68.7%、中年層(40代・50代)で58.7%、
高齢層(60代以上)で56.3%と、すべての年代で半数を超えており、動画サイトは大きな影響力があります。
みなさんは本当に動画サイトの特性を理解しているでしょうか?たとえば投稿された動画は多くの人にすぐに広まり、一度公開された動画は完全には消すことができません。一方で動画サイトへの投稿は、調べれば投稿者を特定することができます。また悪質な誹謗中傷やいじめは犯罪となる可能性があり、投稿された動画の内容が悪質である場合は、犯罪となります。絶対にインターネット上で他人の誹謗中傷をしてはいけません。

またコミュニケーション手段として、メールが使われるようになるとともに、いじめの手段としてメールが使われるようになっています。
メールによるいじめは、周囲の人に分かりにくいため、陰湿化しやすいのが特徴です。メールによるいじめは、学校だけでなく家に帰ってからもメールが一方的に次々と送りつけられるため、逃げ場がなくなります。また、メールの文章は過激になりがちなので、相手に与える精神的ダメージが大きくなります。
教師を対象にした調査によると、子どもたちの携帯電話に関する相談のうち「携帯電話のメールを利用したいじめに遭っている」と答えた人は小学校で15.8%、中学校で41.2%を占めます。(平成21年度)

 このように、大変便利な機能を備えたSNSですが、使い方を間違えるととても危険なものになってしまいます。
 冬休み、ぜひ各ご家庭でも、ネットについてのルールを話し合っていただきたいと思います。y.
下記も参考に
http://is702.jp/partner_pack/120119_partner/index.html
http://www.nikkei.com/news/print-article/?R_FLG=0&bf=0&ng=DGXBZO36070410R31C11A0000000&uah=DF140620106838