今中日記

11月6日 進路を考える (1)

公開日
2012/11/06
更新日
2012/11/06

こころを育てる

 キャリア教育が年々充実してきています。本校でも職場体験、体験活動を取り入れた校外学習、宿泊学習、保育体験、ボランティア体験など、地域や仕事に密着した学習活動をたくさん取り入れています。
 今日は3年生の第2回の進路説明会でした。生徒は、進路を考えることから、きわめて大きなことを学びます。これからしばらくこのホームページで進路(生き方)について掲載していきます。

 ひとつめは「進路決定は、中学3年生にとって人生で初めて、自分の生き方を自分の力で決定する時」であるということです。
 進路選択について考える時というのは、家族ひとりひとりの価値観を知り、家庭の経済状態について思いをはせ、将来の見通しを立てる時でもあります。今まで考えもしなかった家庭のことを考えることになります。お父さんお母さんはぜひ、お子さんに自分の人生や生き方を、自分たちが築いてきた家庭のことを話してあげてください。なによりも大きな参考となることでしょう。
 
 「何のために働くのか」という仕事感についての国の調査結果(複数回答)では、1位収入を得るため(62.7%) 2位自分の生活のため(51.3%) 3位自分の夢や希望をかなえるため(17.5%)と続きます。ようやく8位に、社会や多くの人に役に立つため(5%)という回答が出ています。
 若年層の失業率や非正規雇用の実態、さらに24歳までの無業者が全国でいかに多く、同じように毎年たくさんの離職者がでているという実態を踏まえて考えても、働くということについて、今くらいしっかりとした考えをもつことが大切な時代はないと思います。
 いつまでも人と同じ価値観で人と同じような生活をしたいという考えから抜け出せないと、進路決定の際「いつまでたっても進路を決めきれず、現実味のない進路幻想を抱き続ける」ことになりかねません。人の顔が違うように、生き方は違っていいのです。ただ、どんな目的があっても、最終的には、働くことは社会や人に尽くすことなのだということを再確認してほしいのです。人に尽くすためには、苦しいことやつらいことを共有できる心が必要です。
 自分の適性をしっかりと見つめた上で、どんな進路選択をすればよいのかを、考えていきましょう。
 入試で合格しても、人生の敗北者にならないように。y