12月28日 年始に流星群が観られるそうです
- 公開日
- 2021/12/28
- 更新日
- 2021/12/28
校長室より
<国立天文台(NAOJ)より抜粋>
しぶんぎ座流星群((「しぶんぎ座」は、現在では存在しない「壁面四分儀(へきめんしぶんぎ)座」という星座に由来))は、8月のペルセウス座流星群、12月のふたご座流星群とともに三大流星群と呼ばれています。ただし、毎年安定して多くの流星が出現するペルセウス座流星群やふたご座流星群と比べると、しぶんぎ座流星群は、年によって出現数が変化しやすいことから、流星が多く見える年は限られます。
今年のしぶんぎ座流星群の極大(流星群自体の活動が最も活発になること)は、1月4日5時から6時頃と予想されています。この時間帯は放射点(流星群の流星が、そこから放射状に出現するように見える点)の高度が高く、観察に適した時間帯にあたっていて、とても良い条件です。また1月3日が新月で、月明かりの影響を全く受けずに観察ができます。近年まれに見る絶好の観察条件と言えるでしょう。
生徒のみなさん、お正月の朝はゆっくりとする人が多いと思いますが、4日の午前5時から6時といえば、平日の起床時刻よりもちょっと早いくらいではありませんか。3学期始業式(1月7日(金))に向けて、早起きの練習になると思いますよ。ただし、年末からの寒波で、きっと厳しい寒さが予想されます。寒さ対策や転倒などの事故防止を十分におこなって、マナーを守って観察してくださいね。くれぐれも風邪などひかないようにしましょう。
保護者、地域のみなさま、今年1年誠にお世話になりました。ありがとうございました。
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2022/01-topics02.html