今中日記

11月10日(水)合唱の良さ

公開日
2021/11/10
更新日
2021/11/10

校長室より

 合唱コンクールまであと2日の今日、それぞれのクラスでは、何に重点を置いて練習に臨んだのでしょうか。

 合唱という活動は、自分が音を発してハーモニーを奏でる自分が楽器になる活動ですね。中学での3年間は、体の成長がとても盛んな時期にあたり、中1と中3の声は全然違う雰囲気になります。

 そういった違いも含めて、合唱に取り組むことは、学級づくりにとても役に立ちます。

 音程をそろえるために級友の声を一生懸命に聴きます。息をそろえるために周りの息づかいに気を配ります。リズムをそろえるために指揮者の手の動きに集中します。こういった、呼吸をそろえる、声をそろえるという意識の高まりによって、いつしか学級の歌声がシンクロナイズしてきます。このシンクロした状態を感じたクラスは、きっと気持ちが通じ合い、練習がますます楽しくなっているのではありませんか。

 合唱は、必ずしも歌が上手である必要はありませんね。声の違いが音域の幅となって聴く人の耳に届きます。一宮市民会館は、とても大きな会場です。
 みなさん、歌っているときは自分が主役になった気持ちで、精一杯頑張ってくださいね。

 明日は、何を目指して練習するのでしょうか。健闘を祈ります。