今中日記

12月11日 綺麗な所に人は集まる(3年生)

公開日
2020/12/11
更新日
2020/12/11

3年生

 今朝もあいさつ運動や清掃等,100名弱の3年生がボランティアとして活動してくれました。今日は学校周辺の落ち葉も少なかったので,15分程校内のゴミを拾い歩くと,たくさんのゴミを集めることができました。

 ドイツの哲学者ニーチェは,こんなことを言っています。
「清潔好き。——— 子供のうちに清潔好きの感覚を,それが情熱となるほどまでに焚きつけるべきである。後日それは,たえず新しく姿をかえながら高まってゆき,ほとんどすべての美徳にゆきつく。そして最後にはそれは,あらゆる才能の補正として,清潔,節度,温厚,品性のいわば光のヴェールのように見えてくる ——— 幸福を身にたずさえ,幸福を身のまわりにひろめるものとして」
 清潔を好む性向を子どものうちから身につけさせれば,やがてそれは美徳に変質し,ついには自分にも周囲の人々にも幸福をもたらすということである。

 ディズニーランドでも,パーク内のささいな傷やゴミも疎かにせず,修繕・清掃を徹底することで,従業員だけでなく来客のマナーも向上させることに成功しました。また,日本にも古くから,滝や川で自分の身を洗い清める『禊(みそぎ)』があります。
 綺麗な環境は,綺麗な言葉を育み,綺麗な生き方になっていきます。毎日少しの時間でも,あいさつ運動や清掃ボランティアをすると気分がよいものです。
 家も学校も人の心も,綺麗な所に人は集まりますね。