今中日記

11月27日 あいさつの可能性(3年生)

公開日
2020/11/27
更新日
2020/11/27

3年生

 「礼儀正しい人になって欲しい…」親としても教師としても子どもへ願うことである。その基本となるのが,「あいさつ」です。
 私も幼稚園や小学校では,親や先生に「あいさつをしなさい。」と言われ,深く意味も分からず「形」から入った記憶がある。しかし,成長するにつれ,人と多く関わるにつれ,あいさつとは「心を開いて,相手の心に近づく」大切なコミュニケーションの1つであると体感していったものである。
 朝の今中生の「おはようございます」1つとっても,自分からすることはもちろん,ちゃんと目を合わせる人,ニコッと微笑む人,声のトーンを上げる人,立ち止まって足をそろえる人,深々と頭を下げる人,本当に様々な「こだわり」が感じられます。
 しかし,共通していえるのは,「相手が気持ちよく感じるかどうか」であり,そこを追求していくことに終わりはありません。自分のあいさつで,相手が思わず笑顔になってくれたらこんなにも幸せなことはありません。形だけのあいさつから,大切なコミュニケーションの1つとしてのあいさつへと成長とともに昇華していることをとても嬉しく思います。
 高校・大学・社会の中でも,今のあいさつを基盤に,すばらしい人間関係を築いていってくれることを心から願っています。