3月24日(火) 今日は修了式の日です
- 公開日
- 2020/03/24
- 更新日
- 2020/03/24
学校生活
校庭の南にある桜が花を咲かせました。今伊勢中学校の生徒の笑顔を見ることができないまま今日の修了式をむかえてしまいました。本来であるならば、今日の修了式で1年間のまとめについてや来年度への励ましや期待についての話を各担任の先生から聞くはずでした。しかし、生徒が登校しないまま3学期を終えることになり、以前連絡をしたように通知表も学校が再開される新学期に渡すこととなりました。
明日から春休みに入ります。修了式は行われませんでしたが、一つの節目に当たって、この一年間を振り返って、自分はどうであったかを考えてほしいと思います。「自分はどんな点で成長をし、進歩をしたか、反省すべきことは何か」を自分で確認することが大切です。そして、新しい学年に向けて、ぜひ「ありたい自分、なりたい自分」を考えてみてください。そして、勉強においてはこうなりたい、中学生としてこうありたいと、自分自身が今より高まったときの姿を思い描いてみてください。
1年生の皆さんには、入学してくる後輩から信頼される先輩になってほしいと願います。2年生の皆さんは、いよいよ学校の顔となります。3年生の行動・態度は校内だけでなく、校外においても大きな力・影響を及ぼします。自分の行動で、下級生を引っ張ることができる尊敬される素敵な先輩となってください。
今、願っていることや取り組んでいることが、成るか成らないか。それを決める要因はいろいろありますが、その大きな一つに、時というものがあります。
およそ何事でも、いかに望もうと時が至らなければ成就しないし、いかにあせろうと、時節が到来しなければ、願いがかなわないこともあります。
春が来なければ校庭の桜も咲かないのと同様で、いわゆる大自然の力、自然の理の働きの一つでしょう。
だけど、いま願いが叶わないからといって、あせることもなければあわてることもありません。きびしい寒さの中で、着々と力を貯えつつ、花ひらく季節の到来を待つ桜のように、今やるべきことをしっかりとやりつつ、静かに時の来るのを待つことも大切です。
ついつい不安にかられてしまうこともあるかもしれませんが、時が来れば、必ず成るものは成るのです。
桜が咲き、春はもう、すぐそこです。
今伊勢中学校に入学する生徒や進級する生徒に会えるのは、もうすぐだと信じて、先生方は頑張っています。生徒の皆さんも、もう少し頑張ってみてください