今中日記

8月22日 地域とのつながり 住吉踊を学ぶ

公開日
2019/08/22
更新日
2019/08/22

SDGs

 9月21日に行われる本校の体育祭では、1年生が今伊勢町宮後に伝わる「住吉踊」を踊ります。「住吉踊」が尾張の地に伝わった時期は不明ですが、19世紀始めの文献に「町々へ、住吉おどり来る」との記述があるそうです。一宮に伝わったのは明治の初めごろと言われており、かつては北神明町や葉栗連区、西成連区、萩原町にもありましたが、現在残っているのは今伊勢町宮後だけとなっているそうです。宮後住吉踊は、興業としての流れをくみ、当時の具体的な姿を知ることができる県内唯一の存在となっています。
 今日は、出校日の午後から、1年生の先生方が地域の「住吉踊保存会」の皆さんから踊り方を教えてもらいました。保存会には卒業生や在校生も参加しており、生徒が先生となって足の運びや手の動きを教えていました。
 地域とのつながりを大切にしながら民族芸能の保存伝承に少しでも貢献できればと考えています。9月21日の体育祭には、多くの地域の皆様にもご覧いただきたいと思います。