3月24日 修了式
- 公開日
- 2016/03/24
- 更新日
- 2016/03/24
お知らせ
修了式が行われました。校長先生の式辞を簡単に紹介します。
修了とは,修めること。学年でやるべきことをすべて修めました,身に付けましたということです。1・2年生の皆さんはとても立派に成長しました。3年生が卒業して日も浅いのですが,授業も,掃除も部活動もとても頑張っています。校歌もとてもよく歌えました。朝のあいさつも以前以上に大きな声でできています。来年度がとても楽しみです。
今日は桜の話をします。日本人はなぜ桜を愛するのでしょう。それは,日本人の心に通じるからです。
桜の花は,一つのつぼみから3つの花が咲きます。2つならケンカをするかもしれません。しかし,3つあれば,たとえ2つがケンカになっても残りの一つが仲裁に入り,再び仲良くなれます。3つは,お互いを助け合う,仲間を大切にする日本人の心に通じます。
桜の花は下向きに咲きます。木の下を通る人からよく見えるように。誇らしげに咲くのではなく,遠慮気味に下向きに咲くのです。しかも色は,赤でも白でも,ピンクでもありません。淡い色です。それは,笑みを浮かべている人の姿に似ています。笑顔は人に優しさと安らぎを与えます。桜は年1回しか咲かないけど,皆さんには年に何回も咲いてほしい。桜は散っても,緑の葉を付け栄養を蓄え,寒い冬を越えて春にまた咲きます。皆さんも力を蓄え,美しい花を咲かせていきましょう。4月,新たに良いスタートが切れることを期待します。