12月22日 終業式
- 公開日
- 2015/12/23
- 更新日
- 2015/12/23
お知らせ
サッカー,尾書研,人権作文の表彰が行われ,その後終業式になりました。
校長先生からは次のようなお話がありました。
今伊勢中学校の自慢できるところはどこだろう。この2学期の大きな行事,体育祭と合唱コンクールを通して,先生はその取り組みに集団の大きな力を感じた。群団のリーダー学級のリーダーのはたらきはもとより,そのリーダーを支えていこう、ついていこうとするここにいる全校生徒の力に大きなものを感じた。今中独特の「音は一つ,気を付け」の号令。これは前にも言ったが,今中は「心は一つ」の現れである。素晴らしい。
先生は,たくさんの学校を経験してきた。今中とは全く逆の学校も見てきた。人の失敗を大きな声で笑ったり,リーダーの指示にそっぽを向いたり。そんなことをしてきた子は,必ず社会に出てから苦労をしていた。自分で考え,自分で行動し,自分で責任を取らなければならない。授業の邪魔をする生徒にクラスのリーダーが「そんなに邪魔をするなら学校に来んといて」といった事件があった。言われた生徒も落ち込み昇降口でしょんぼりしていたが,言いたくもないのにそう言わなければならなかったリーダーの女の子もとても嫌な思いをしていた。その生徒はその時「あーあ,1年生からやり直したい」と先生に呟いた。みんなには同じつらい思いをしてほしくない。
「自考自決」「共感共働」この2つの言葉を,先生は1学期に皆さんに伝えた。今,これができているだろうか。
人権集会の活動を通して,いじめ追放宣言書を作った。素晴らしい内容だ。そしてそれを実行している。この,自慢できる仲間を,みんなと出会えてよかったと思える学校を自慢していこう。
最後に,命を大切にしてよい時間を過ごしてほしい。
その後,生徒指導,部活指導,交通安全指導の先生のお話を聞いて,教室に戻りました。