学校日記

12/19(火)羅針<校長室より>情報社会をよりよく生きていくために...

公開日
2023/12/19
更新日
2023/12/21

生徒が創る・生徒と創る授業づくり

 先日の記事でも紹介しましたが、12/13(水)に2年生が、中京テレビによるメディアリテラシー教室「ニュースづくり体験」を行いました。これは、
・職場体験学習の機会として
・情報の信頼性を確かめ活用していく力を高めるメディアリテラシー学習として
・国語科「情報社会を生きる」の発展的な学習として
などいくつかのねらいや位置づけの上で実施しました。

 まず、中京テレビの佐藤和輝アナウンサーから、「一次情報」「二次情報」という言葉の意味を学び、ニュースが出来るまでの動画視聴を通して、情報源を見極めて発信したり受け止めたりすることの大切さを講義していただきました。
 その後は実習として、生徒はメタバース(仮想空間)の中で取材活動を行い、取材した材料を持ち寄って、グループで根拠を確認しながらニュース原稿をつくり上げました。そして、作成した原稿にあわせて中京テレビ技術スタッフさんが用意したニュース映像をバックに、代表生徒がアナウンサーになって紹介しました。
 この体験を通じて、生徒は同じ取材対象でグループごとに異なるアナウンス原稿が違うものになること、つまり情報の扱い方一つで内容が変わることを体験的に学びました。
 無料通信アプリやSNSなどを通じて誰でも容易に情報を入手し、気軽に発信できる時代です。ですが、情報を鵜呑みにせず、自分で解釈し活用できる力を身につけることは、これからの時代を担う生徒らにとって必要不可欠です。メディアリテラシーは、未来を生き抜くための重要なスキルとして、引き続き本校の重点的な取り組みの一つとしていきます。

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