10/17(火) 3年6組「蕾から花へ、満開の合唱」【3年生】
- 公開日
- 2023/10/17
- 更新日
- 2023/10/17
3年生
合唱祭、僕達は体育館に春を連れて来ました。これまでの練習を経て、咲き誇れたと思います。
練習を始めた頃、僕達の歌は小さくて色がありませんでした。花とは言えない、蕾のような状態でした。各パートがそれぞれの思いを持って練習し、歌を磨いていきました。ソプラノは高音の部分を当てるのが難しかったので、何度も練習しました。アルトは初め、ソプラノにつられないように必死で互いを気にすることができませんでしたが、他のパートのCDと合わせるなどの練習によってつられずに自信を持って歌えるようになり、ソプラノと合わせられるようになっていきました。テノールは音量こそは出ていましたが、言い方や強弱がまだまだでした。そのため楽譜に書いてある音楽記号や、歌詞の意味を大切に歌えるように練習を重ねました。
そうして時は流れ、僕達の歌に色がつき始めました。蕾の中の花弁が姿を現し始めたのだと思います。女声パートは美しい声で歌を彩り、それを男声パートがしっかりと支えました。初めはあまり乗り気でなかった人たちも歌い始め、クラスが段々と一体化していくのを感じました。
クラス練習ではみんなが一生懸命に歌い、男女で合わせる度に上達を実感しました。僕達はただただ「楽しい」と思いました。自分達の歌に色をつけていくのは、本当に楽しかったんです。
そうして合唱祭当日を迎えました。みんなで円陣を組んで決意を固め、緊張しながらも全力で臨んだ本番。ステージに立って「少し寒い」と思いましたが、指揮者が構えて曲が始まるにつれて「暖かさ」を感じました。まるで春が来たかのようでした。感情がこみ上げてきて、夢中で歌っていました。
僕達は練習の中での目標を一人ずつ定めて頑張りました。その多くは優勝についてでしたが、残念ながらその目標は達成することができませんでした。でも、そんなことはどうでもいいのです。僕達が一丸となって合唱を作り上げたこと、それが1番大切です。合唱祭で一層高まったクラスの団結力を活かして体育祭も頑張っていこうと思います!
※この記事は3年リーダー会が作成しました。