学校日記

3月19日 【令和七年度 卒業式】校長式辞(要約)

公開日
2026/03/20
更新日
2026/03/20

校長室

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

校長として初めて送り出す皆さんと過ごしたこの一年間は、私にとってもかけがえのない宝物となりました 。

■自らの手で道を「拓く」

皆さんの六年間は、入学直後の長期休校という大きな壁から始まりました 。しかし皆さんは決して立ち止まらず、自分たちの手で確かな日常を「拓いて」きました 。「拓く」という字は「手」で「石」をどけることを意味します。最高学年として下級生に寄り添い、誠実な姿勢で学校の新しい空気を拓いてくれた皆さんの姿は、まさにこの言葉通りでした 。

■高梨沙良選手に学ぶ「再起の力」

皆さんに、ミラノ五輪でメダルを獲得したスキージャンプの高梨沙良選手のエピソードを贈ります 。彼女は四年前の北京五輪で、過酷な環境による「スーツ規定違反」で失格という深い挫折を味わいました 。

一時は競技を退くことも考えた彼女ですが、どん底から自分を見つめ直し、四年間かけて自らの道を拓き直しました 。ボロボロになっても自分を信じて再び跳躍した彼女の姿は、失敗を恐れず踏み出し続ける「真の強さ」を教えてくれます 。

■「未来を拓く翼」を広げて

皆さんが本校での学び、特に「DX」への挑戦を通じて手に入れたデジタルという力は、変化の激しい未来を力強く飛び越えていくための「未来を拓く翼」です 。

昨年開通した「新濃尾大橋」が、地域の方々の強い願いによって大河という壁を越えて架けられたように、皆さんもその「翼」を広げ、自らの願いを形にしていってください 。自分らしい輝かしい人生を力強く切り拓いていくことを願っています 。