学校日記

6年 1学期の取り組み 【 国際理解ワークショップ 『命の水』 】

公開日
2014/07/30
更新日
2014/07/30

ESD

 6年生は、6月27日に“水”を題材として、開発途上国の子どもたちの健康について考えました。
 はじめに、講師の方から、世界190カ国中、150カ国が開発途上国だと教えていただきました。その中で、開発途上国の子は“清潔な水”になかなかアクセスできないため、半日かけて水汲みをしていることを知りました。その後、子どもたちも、実際に水を入れたバケツを両手に持って廊下や階段を歩いてみました。汲んできた“貴重な水”を1滴もこぼさずに目的地までたどり着く・・・その大変さを実感し、きれいな水がすぐ手に入る自分たちの日常生活のありがたさに改めて気付くことができました。
 また、食塩とブドウ糖を混ぜて水に溶かして“ORS(命の水)”を作り、試飲しました。“ORS”とは、経口補水液のことで、主に下痢、嘔吐、発熱等による脱水症状の治療に用います。ユニセフでは寄付を募り、開発途上国に“ORS”の供給を行っているそうです。
 6年生の子どもたちにとって、今回の参加体験型プログラム(ワークショップ)は、開途上国の子どもたちの現状を知ることができただけでなく、世界中の子どもたちの健康について考えるよいきっかけにもなりました。