学校日記

入学式 その4 (H23.4.6)

公開日
2011/04/06
更新日
2011/04/06

学校日記

★入学式後の校長先生の保護者のみなさんへの話から

 東北関東大震災で被災された地域の学校や子どもたちは、なかなか復興が進まず、今も大変に厳しい状況が続いています。震災がなければ、私たちと同じように入学式を行い、新学期をむかえ、希望に満ちたスタートができたことと思います。安心・安全な学校づくりをさらに進めていかなければならないと考えています。
 また、支援のための募金をするとか、節電に心がけるとか、すでに児童会を中心に行っておりますが、そうした取組とともに、学校の役割として、震災の経験を生かし自分の命を守る方法を学ぶ、人と人とが助け合うことや思いやる心を育てる、自然災害など大きな災害に負けない技術を生む確かな学力など、困難に負けずに生きぬく力の基礎を育てていかなければならないと思っています。
 子育てはそれぞれが役割を担い、その役割を果たしていくことが大切です。小学校は、より大きな生活集団になるので、人間関係が増える分だけトラブルも起きます。そんなときにこそ問題がどこにあるのか、家庭と学校、地域が一体になって考えていくことが大切になります。6年間という長い期間には、さまざまなことが起きます。絆をしっかりと持ち、子どもたちの成長を見守っていきたいと思います。
 教職員も精一杯頑張りますので、どうかよろしくお願いします。