昨日（9日）、東海地方が梅雨入りしたと気象庁が発表しました。梅雨入りの発表があった昨日午後から雨が降り始め、明日11日まで続く見込みとのこと。

　平年並みであれば、夏休みに入るころまで続く梅雨。外遊びができず残念に思う児童は少なくありません。しかし、こうしたときこそ、静かに落ち着いて過ごすチャンスでもあります。雨の音を聞きながら読書をする、雨の景色を眺めてゆったりと心を落ち着かせる、アジサイなどきれいに咲いている花をじっくり鑑賞するなど、晴れた日には気づかない活動を経験させたいものです。

　また、健康や安全指導の面でも、この時期に気をつけたいことがあります。湿度が高いために、気温がそれほど高くなくても熱中症につながる場合もあります。学校では、熱中症予防のために、水分を一気のとるのではなく、少しずつこまめに水分をとるようにと伝えています。湿気対策のため教室内でエアコンを使用する場合には、お子さんによってはやや寒いと感じることもあるかもしれません。着るもので調節できるようにしましょう。廊下では、床が滑りやすくなっていることもあります。いつも指導している内容ですが、廊下や階段など建物内では走らずに右側を歩行することを徹底させたいと思います。手洗いなどもしっかりと行うように声掛けをし、体調管理や衛生指導に気を配っていきます。雨の日の登校後に濡れている場合もありますので、タオルや替えの靴下など、その日の状況に応じてご家庭で準備をしていただくようお願いします。