学校日記

10月10日(木)「そうじ」をするのはなぜ?

公開日
2024/10/10
更新日
2024/10/10

校長室より

 今日も「清掃の時間」に、子供たちが自分たちの担当場所をきれいにするために清掃活動を行いました。いつもていねいに掃除をする児童が多いのは、赤見小学校の自慢できる点の一つです。児童のみなさん、いつもありがとう!本当に素敵です。
 さて、この「清掃活動」とは「給食の時間」と同様に、文部科学省発行の「学習指導要領」の中の特別活動の一つとして位置づけられた、れっきとした教育活動です。
 実際の清掃活動が教育活動であるための条件として、次の4つがあげられます。
1.清掃活動が基本的生活習慣の形成などの日常生活の実践に結びつく教育的効果を持っていること
2.清掃活動を通して、勤労の意義や尊さを体験させ、奉仕の精神を育成していること
3.分担と実践の教育活動を通して、集団の一員としての自覚を深め、責任感を育成するとともに、教師と児童生徒、児童生徒相互のふれあいを深めていること
4.清掃活動を通して自らの能力を自覚させるとともに成就感と勤労の喜びを体験させていること
 日本のように学校の掃除を児童生徒自身が行っている国や地域は少数派で、日本以外には中国、韓国、台湾、シンガポール、エジプトなどがあげられます。しかし、日本式の教育活動としての「掃除の時間」を手本として取り入れている国が徐々に増えているとのこと。先のシンガポールやエジプトなどは、日本の清掃の時間をみならって取り入れ始めたそうです。