学校日記 「きらわく」

卒業おめでとう 2 3月19日

公開日
2020/03/19
更新日
2020/03/19

校長室

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 1人1人がしっかり卒業証書を受け取り、自分の思いを表現できた卒業式でした。校長の式辞として卒業生の皆さんに以下のような2つの「はなむけの言葉」を送りました。
<前略>
 一つ目は、「第一歩を踏み出そう」ということです。
 これは、須永博士さんの言葉です。 須永さんは、その詩の中でこう語っています。
いまからなんです
 そうです
 いまからはじめるのです
 いまから本気でやりはじめれば
 きっといつの日か
 やりとげられた日がくると信じます
 つらい道かもしれません
 不安な道かもしれません
 でもやるんです
 いまから夢にむかって
 わたし第一歩です」
<中略>
 二つ目は、「感謝の心を大切に」ということです。
 2019年秋に開催されたラグビーワールドカップでは、「ワンチーム」の合い言葉のもと、日本代表が大活躍して悲願のベスト8進出を果たし、チーム一丸のそのプレーは、私たちに大きな感動を与えました。
 台風の影響が心配される中、決勝トーナメント進出を決めたスコットランド戦のあと、キャプテンのリーチ・マイケル選手は、次のように語っています。
「私たちだけの試合ではないと思っていた。試合を実現させるために、床を掃いたりスポンジで水を吸ったり、そうした大勢の人たちのおかげで試合ができたことに感謝しています。」と。
 多くの犠牲をはらい、厳しい練習に耐え、必死で戦ってきた彼らから、周囲の人々に対するこのような感謝の言葉を聞き、私たちは誰もが胸に込み上げる熱いものを感じると同時に、長く長く続く、惜しみない拍手を送ったのです。
 みなさんは家族や友達、先生、地域の人々などたくさんの人たちとの関わりの中で育ち、これからも成長していきます。ですから、周りの人々の支えによって自分が成長できることに感謝する気持ちを、これからも持ち続けてほしいと思います。
<後略>

卒業生の皆さん、感謝の心を大切に自分の夢に向かって第1歩を踏み出してください。