学校日記

12.22 市丸選手ありがとうございました

公開日
2025/12/22
更新日
2025/12/22

校長室




















本校の卒業生、アスルクラロ沼津の一丸大地選手をお招きして、6年生にお話とふれあいの時間をつくっていただきました。今日のために、市丸選手は選手としての活動もこなしながら、子どもたちに伝えたいことについて考え、準備をしてくださいました。

プロサッカー選手という夢をかなえるために一丸選手は「努力する癖を身に付けてきた」とおっしゃっていました。小学生の頃から、「持久走で1位になる」「テストで80点を取る」と目標を決めて、それを実現するための計画を立て、その計画を必ずやろうと決め、守ってきたこと、そうした小さな積み重ねが今の自分を創っていると話してくださいました。それでも、挫折や大きな壁が自分の前に立ちはだかることはあったそうです。そんな時は、自分だけは、絶対に自分を信じる。あきらめないと心で思うだけではなく、行動に移してきたこと、自分の周りを見ていても、あきらめない人がプロになっていると教えてくださいました。

そして、「頑張った結果が、今の自分を創っている」と常に思っているので、子どもたちにも「今の自分の姿が、未来の自分を創っていく。今、頑張っていると思えるかどうか」と問いかけてくださいました。そして、「好きと思えることだったら、きっとがんばれる。どんなことでも、好きだと思えることを大切にがんばってほしい」とエールを送ってくださいました。



プロサッカー選手になるために、そして、その山に立ち続けているために、常に努力を続け、あきらめない一丸選手の姿勢は、子どもたちの心に響いたことと思います。また、子どもたちとの交流では、子どもたちの様子を見ながら、みんなが楽しめるように全体を見ながら盛り上げ、道具の片付けなども自然にしてくださっていました。



「プロ」であることのすばらしさをお話だけではなく、態度で示した一丸選手。今日、子どもたちにとって、かけがえのない、心に残る時間であったと思います。一丸大地選手は、私たち、向山小学校の誇りある先輩です。今日は本当にありがとうございました。