10月22日(金)福祉実践教室でのお話
- 公開日
- 2021/10/22
- 更新日
- 2021/10/22
人権教育(いじめ対策)
今からみなさんが参加する、『福祉実践教室』というのは、「みんなが一緒に幸せになるためにはどうしたらよいだろうか。そのために自分には何ができるだろう。」ということを考える会です。今日は、自分のことだけを考えているのではいけません。世の中のすべての人が幸せになるためにはどうすればよいかを考える機会です。
私は眼鏡をかけています。視力がよくないからです。でも、眼鏡をかけると、普通に生活できます。耳の聞こえのよくない人は補聴器を使います。中には、手話や口の動きを読み取って、耳の聞こえをカバーする人もいます。お年寄りで、足腰が若いころのように動かない人は、杖を使ったり歩行器を使ったりして生活します。人と同じでないところがあっても、いろいろな方法で補っていけるのです。みんながそうしたことを理解して助け合っていけるといいですね。
今年は夏に東京でパラリンピックが開催されました。多くの人が観戦したと思います。いろいろな身体の特性があっても、自分に自信を持ち、生きがいを見つけて、生き生きとスポーツに取り組んでいましたね。
今日は、多くの講師の方にお出でいただきました。お話を聴いたり、体験をしたりして、講師の方の生活を感じてみましょう。そのうえで、どんなことを気にしながら過ごすと、講師の方と同じような特性を持った人たちが暮らしやすいかを考えてみてください。