4月14日(水)避難訓練校長講話
- 公開日
- 2021/04/14
- 更新日
- 2021/04/14
輝け大志っ子
今日の避難訓練にみなさんは真剣に取り組むことができましたか?「本当に地震が起きたときはしっかりやるけど、訓練だからやらない」という人はいませんか? 練習で真剣にやらない人は本当に起きてしまった時にどうしていいかがわかりません。「自分の命は自分で守る」という意識をしっかりともって、行動しましょう。
今から5年前の2016年4月14日、九州の熊本で震度7のとても大きな地震がおきました。たくさんの被害が出ました。しかし、これは余震と言われる大きな地震が来る前の揺れでした。2日後の4月16日、さらに大きな地震が熊本を襲いました。「まさか2回も大きな地震がくるなんて・・・」と思ったことでしょう。この地震の後も、熊本は震度5以上の地震が20回以上起きています。この地震で亡くなった人は272人、熊本城の石垣は崩れ、道路や電車の線路も多くのところで通れなくなってしまいました。家がなくなってしまった人もたくさんいました。それから5年経ち、復旧はだいぶ進んできましたが、まだまだ避難所で暮らしている人もいます。
この地震から私たちが学ばなければいけないことは、「地震や自然災害に対しての備えをしっかりとしていなければならない。」ということです。今日帰ったらおうちの人と、
「地震でタンスやテレビが倒れてこないようにしてあるか」
「水や非常食は準備してあるか」
「懐中電灯や毛布は準備してあるか」
「どこへ避難し、どこで家族と会うか決めてあるか」
などを話しあっておきましょう。地震はいつ来るかわかりません。しっかりと準備をしておきましょう。