学校日記

明日12/4から人権週間です 12/3

公開日
2025/12/03
更新日
2025/12/03

校長室

 12/4から始まる人権週間。毎年、この週間は、子どもたちが人権について考え、自分の行動を考えるよい機会だと考えています。

 そこで、昨日、全校児童とともに、体育館で「いのちについて考えよう」という集会を行いました。

 校長から主に2つのことを伝えました。

1つめは、「いのちのすばらしさ」です。真ん中に小さな穴(1ミリほど)が開いた紙を一人ずつに配り、「なんの大きさでしょうか」と問いかけました。子どもたちは近くの友達と話しあい、6年生が「いのち」「いのちの初めの大きさ」と当ててくれました。子どもたちは「え~!!」という驚きの声をあげていました。「今の自分はその何倍なんだろうね」と問いかけるとさらに驚きの声が大きくなりました。おなかの中でも育ててもらい、生まれてからも育ててもらって今の大きさになったことをイラストとともに伝えました。

2つめは、「いのちってなんだろう」ということです。日野原重明先生の書かれた絵本「いのちのおはなし」の一部を紹介しました。「心臓は大切ですが、いのちそのものではありません。いのちを動かすためのモーターです。心臓が止まったら、人間は死んでしまい、使える時間もなくなるのです。」「これから生きていく時間。それが、きみたちのいのちなんですよ」

この本の言葉を使いながら、私は、「自分のいのちを、生きる時間をどう使うかを考えること、それがいのちを大切にすること」です。「自分の時間も、友達の時間も大切にしてください。」と呼びかけました。

そして、「うまれてきたこと」「育ててもらえたこと」「出会ったこと」「笑ったこと」

「いのちにありがとう」と感謝の気持ちをもつことの大切さを訴えました。

最後は、6年生の「いのちの歌」の合唱で、メッセージを送ってもらいました。

歌の後は、各学年のスローガンの発表を行い、最後は児童会長のメッセージで締めくくりました。

「いのち」とそれを与えて育ててくださった保護者の方や自分を見守ってくれている方への感謝の気持ち、自分のいのちも、出会った人のいのちも大切にする気持ちをもち、みんなで温かい学校を創っていきたいと思います。