学校日記

オンライン朝礼での校長先生のお話 2/5

公開日
2024/02/05
更新日
2024/02/05

校長室

3学期から掃除の場所、ペアの子が変わりましたね。
掃除の時間にみんなの様子を見てまわっていたら、6年生の子がホウキを指さしながら1年生の子にていねいに使い方を教える場面を見かけました。6年生の子は「伝える側」で1年生の子は「聞く側」。
今の1年生の子はあと2年と少したてば4年生、つまり高学年になります。6年生の子にていねいにホウキの使い方を教えてもらった1年生の子が高学年になったら、きっと同じように低学年の子に教えられる信頼される高学年になれることでしょう。

1年生の子は6年生の子の言葉をよく聞いてホウキの使い方を覚えたのですが、「聞くこと」というのは大切ですね。
授業中、手をあげた誰かが先生に指名されて意見を言っている時、みなさんはどうしていますか。「自分と同じ意見かな。それともちがう意見かな。」と興味をもって聞けることで、学びが深まっていきます。
また、お家や学校で自分が叱られる時も、相手の話が聞けていますか。叱られてうれしい人はいないけれど、あなたを叱っている人は、あなたのために真剣に語ってくれています。それをしっかりと聞いて「確かにそうだったな。」「自分はちょっとまちがっていたな。」と気づくことができれば心が成長する大きなきっかけとなることでしょう。

今日は、「聞くことの大切さ」について、みなさんにお話しました。この朝礼の時間、私の話をよく聞いてくれたみなさんに感謝します。ありがとうございました。