オンライン朝礼での校長先生のお話 1/16
- 公開日
- 2023/01/16
- 更新日
- 2023/01/16
校長室
先週、始業式の日に私はみなさんに「どの子にも必ずいいところがある。それを大事にしながら、4月からの次の学年に向けて一つでいいから目標を立ててほしい。」ということを話しました。今日は、その続きのような話をします。
学校でみなさんは、国語・算数・生活、高学年では社会・理科、さらに音楽・図画工作・体育・家庭・外国語(英語)など、たくさんの教科を学んでいます。その中で、一つは好きな教科があると思います。好きな教科は二つ、三つといくつかあるよ、という人もいることでしょう。
今から画面にうつす言葉を読んでみてください。
「すきこそもののじょうずなれ」という言葉です。では、みなさん、一度声に出して読んでみてください。
この言葉は「楽しんで(すきで)やることでうまくなる。または、あることが上手にできるようになるには、そのことを楽しめるようにすることが大切。」という意味です。
今はそれほど上手じゃないことでも、すきで何度も取り組むことで上達していきます。みなさん、そういった経験があるのではないでしょうか。たとえば、縄跳びが楽しいから何度もやっていたら、5級・4級と縄跳びの級が上がっていった、というように。
すきな科目は楽しみながら一生懸命できるので、伸びていきます。逆に、あまりすきでない科目でも、その科目の中で少しならすきなことがある場合もあります。私は図画工作(美術)が専門ですが、図工で言えば「絵を描く(平面作品)ことはすきではないけれど、工作(立体作品)は楽しい。」というようなことです。そういう時はその教科の一部のことだけでいいから一生懸命やってみると、だんだんとその科目のことがすきになっていくかもしれません。ぜひ、自分のすきなことを少しずつみつけて広げていってください。
さて、コロナが心配な状態が続いています。新聞の記事に「今のコロナウイルスは空気中にただよって、室内でエアロゾル(空気)感染を引き起こしやすい。」ということが出ていました。感染予防対策としては、密閉空間ではマスクをすること、換気で空間中からウイルスを除去することが大切です。チャイムが鳴って授業が終わったら、窓や戸をすべてあけて換気をしましょう。