学校日記

始業式での校長先生のお話(オンライン)1/10

公開日
2023/01/10
更新日
2023/01/10

校長室

西成東小学校のみなさん、あけましておめでとうございます。本年も、よろしくお願いいたします。
けさ、私はいつものように東門(正門)に立っていましたが、西門から入ってきた子が私からずいぶん遠いところから「おはようございます」と元気にあいさつをしてくれたので、私の心が元気になりました。ありがとうございました。

さて、今日は「どの子にも必ずよいところがある。」というお話をします。5年生・6年生となって思春期と呼ばれる年頃になると、自分のよいところが少し見つけづらくなることがあります。それはなぜか・・・。自分と他の子とのちがいということがわかるようになるからです。ぼくはこういうことはこれくらいしかできないけど、〇〇さんは自分よりずいぶんできるな、というように。でも、それは成長ですよね。自分のことを客観的な目で見られるようになったということなのです。
でも、大丈夫。必ず自分のよいところをみつけられます。それをぜひ、大切にして伸ばしてください。

1月になって新しい年になりました。今の学年はあと2か月半と少しですね。4月からは1〜5年生は次の学年に、6年生は次の学校である中学校に進学します。3学期は次の学年の0学期と言われます。その準備が大切ですね。ですから、そこにむけての目標をひとつ、決めてほしいなと思います。私は目標ってひとつで十分だと思っています。
私の今年の目標は、昨年の目標「西成東小の子たちのためになることを敏感にみつけていく」はそのまま続けます。もうひとつは、西成東小281名の子たちのよいところをひとつでも多くみつけたいな、というのが目標です。まだ全員のよさを見つけているか、というと自信ないので、みなさんの授業や放課の様子などを見ながらみつけていきたいな、と考えています。

さて、コロナが広がって3年がたとうとしていますが、これまでで最も感染者が多いという厳しく心配な状況が続いています。給食の時間は感染が心配なので前を向いて静かに食べることを続けていきますが、友だちと放課に楽しく遊んだり関わったりして心は元気にしてくださいね。ただし、水は冷たいけど石鹸をつけて手を洗ったり、授業が終わって放課のたびに窓や扉を全部あけて空気をいれかえたり、予防をしながら過ごしましょう。のどが痛かったりせきが出たりする時は無理をせず、お医者さんへ行って家でゆっくり休みましょう。