始業式での校長先生のお話 4/7
- 公開日
- 2022/04/07
- 更新日
- 2022/04/07
校長室
屋内運動場で全校児童が集まるのは、3か月ぶりです。
昨日の入学式で、1年生の子44名が無事入学しました。昨日、座っていた椅子や、教室の黒板の絵や折り紙での飾りなどは6年生の子たちが前の日に来て、準備をしてくれました。みんな、笑顔で一生懸命やっていましたよ。また、学校の中にいろいろなきれいな「入学おめでとう」のかざりがありましたが、それは2年生〜6年生までの子たちがみんなで準備をしてくれました。本当にありがたいですね。
さて、今日は新しいクラスの始まりの日です。新しい友達、新しい担任の先生。クラスの中にはよく遊んだり話したりする友達もいれば、あまり話したことがない子もいることでしょう。でも、クラスのみんなが「なかま」です。仲がよい子だけが「なかま」ではなく、あまり話したことがない子も「なかま」なのです。みんなが「なかま」である自分のクラスを大切にしてください。
では、そんな「なかま」を大切にするための、ふたつの「あ」の話をします。
ひとつめの「あ」は「あいさつ先手」の「あ」。先手とは、先にするということ。朝、起きたらおうちの人に「おはようございます」。学校へ歩いてくる途中、黄色い旗を持ってみんなの安全を守ってくれている見守りたいの方や近所の方に「おはようございます」。学校へ着いたら先生や友達に「おはようございます」。
初めての先生、あまり話したことがない子に、「おはようございます」だったら言えますね。笑顔で自分から先に「おはようございます」。廊下で先生とすれちがったら、「こんにちは」。帰る前には「またあした」という気持ちで、「さようなら」挨拶は人と人とのつながりの第一歩だと先生は思います。あいさつをすることで「なかま」を大切にし、笑顔で協力できるそんなクラス・学校にしたいと校長先生は思っています。
ふたつめの「あ」は安全の「あ」です。みなさん一人一人の命。これが、何より大切です。右左をみてから必ず道を渡る。自転車に乗る時はヘルメットをかぶる。また、新型コロナウイルスは恐ろしい病気です。それに、かからないためには、まず、マスクをすること。次に、30数えながら一日に何度も手洗いをすること。けがをしたり病気にかかったりしないよう、毎日、みんなの元気な顔を見られることを楽しみにしています。
「なかま」を大切にしようとできるみんなですから、人に嫌なことを言ったりいじめたりなんてことはありませんね。いじめはゆるしませんよ。自分もまわりの人も大切にしてください。
もし、心配なことがあったら、担任の先生、どの先生もいいので相談して下さい。
今日は「あいさつ先手」「あんぜん」ふたつのお話をしました。みなさんのさわやかなあいさつが聞こえることを楽しみにしています。以上で、お話を終わります。