学校日記

オンライン修了式での校長先生のお話 3/24

公開日
2022/03/24
更新日
2022/03/24

校長室

今週は3学期最後の週でした。昨日、おとといの2日間、授業がありましたね。あるクラスではグループごとにテーマをもって調べたことを表やグラフに見やすく美しく画用紙にまとめたものを手にもって、発表するための練習に笑顔で取り組んでいました。友だち同士、協力している姿が「ピカピカ」でした。
また、掃除の時間に低学年の子がほうきとぞうきんに分かれて階段の隅々まできれいにしてくれていました。高学年の子で掃除が終わりの時間に「終わったあ!」と言った子もいました。きっと10分間の掃除にしっかりと取り組んだから、思わず「終わったあ!」という声がでたのでしょう。笑顔で掃除に励んでくれる子たちの心は「ピカピカ」です。
授業中や掃除の時間、係の活動などにお互いに協力しながら前向きに取り組める西成東小学校の子たちは、「ピカピカ」の存在です。4月から学年がひとつ上がるけど、きっとまたピカピカに輝いてくれることでしょう。

4月からもみなさんがピカピカに輝くために、春休み中に気をつけることを3つ、お伝えします。

ひとつめは、「見守り隊の方々や担任の先生など、お世話になった方に一年間、ありがとうございました、とお礼を言って帰ろう。」ということです。感謝の気持ちというのは言葉にすれば、伝わります。一年間、無事、登校できたのは見守り隊の方々のおかげです。感謝の気持ちを伝えながら、帰りましょう。

ふたつめは、「お金や物をあげたりもらったりしない」ということです。おこづかいとかお年玉とか自分で使えるお金を持っている子もいるかもしれないけれど、それを人におごったり、「ぼくにもジュース買ってよ」とか「チキン、買って」とか言って人におごらせたりしてもいけません。みんなのお金といっても、もともとはおうちの人が一生懸命働いて得たお金です。使えるお金があるならば自分のために大切に使う。使えるお金がなくても、楽しめることはあります。人におごらせるようなことは絶対にないようにしてください。もし、ほかの子に「おごって。」と言われて困ることがあったら、すぐにおうちの人に相談してください。「おごってくれなかったら、もうあそばないよ。」といったおどしに負けず、おうちの人に相談しましょう。

みっつめは、「自分の命を守ること」です。昨日、給食の時間に東門のところの五差路で車同士の事故がありました。大きな音がしたので私はすぐに現場へ行って警察に電話をしたりお手伝いをしましたが、大変な事故でした。私たちが暮らす愛知県は、47都道府県のうち交通事故で命を落とす人の数が毎年、1番目か2番目か3番目くらいに多い県なのです。道路を歩く時、交差点を渡る時は、本当に車が来ていないか必ず自分で右・左を見て確認をしてから歩いたり渡ったりするようにしましょう。

では、4月にピカピカのみなさんに会える日を楽しみに、今日のお話を終わります。今日もよく聞いてくれて、ありがとうございました。