オンライン朝礼での校長先生のお話 3/14
- 公開日
- 2022/03/14
- 更新日
- 2022/03/14
校長室
今週の金曜日(18日)は、いよいよ卒業式です。本来なら5年生が参加して6年生を送るはずだったのですが、コロナが心配で残念ながら参加できなくなってしまいました。今日は、5年生の子たちのすばらしい姿について、お話します。
先々週行われた「卒業生を送る会」で5年生は出し物を披露したあとに、6年生の思い出のスライドを6年生とともに体育館で見ました。パソコンを準備したりカーテンをしめたり、待つ時間がありましたが、そういう時にとても静かに待つことができました。考えてみると卒業生を送る会でも運動会でも、自分が発表している時間というのは短く、見たり待ったりする時間が長いのです。そういう時に静かにできるというのは、会を成功させるために協力してくれている、と言えます。
また、5年生の子たちは、授業中、友だち同士で積極的に教え合うことができています。わからないことを友だちに聞き、聞かれた子はどう説明すればわかってもらえるか、一生懸命伝えています。これは学びを深めるためにとても重要なことで、「自分で学ぶ力」がついていくのです。先生から教えてもらうだけでなく、自分たちですすんで学んでいけるというのはすばらしいですね。
さて、今週は6年生にとって3学期最後の週、1〜5年生は来週が最後の週となります。先日、見守り隊の方が通学班から遅れて歩いてくる子を、学校まで送ってくださいました。私が「ありがとうございます。」とお伝えするとその方は「当たり前のことをしているだけです。」と言われました。その言葉に私は心打たれました。今週または来週、登下校の時に見守り隊の方へ「一年間、ありがとうございました。」とぜひ、伝えてください。
また、事故にあわないためには、見守り隊の方や班長さんにまかせっきりにしていてはいけません。道路の真ん中ではなくふちの方を2列で歩くこと、本当に車が来ないか自分で左右を見ることなどに気をつけて、安全に登下校をしてください。今日もよく聞いてくださり、ありがとうございました。