学校日記

12月5日(月) 人権についてのお話(校長講話より)

公開日
2022/12/13
更新日
2022/12/13

人権教育

 人権とは、一人ひとりが生まれた時から持っている「自分らしく生きる」権利のことをいいます。権利とは難しいことばですが、みんな生まれた時から「自分らしく生きて良いですよ」ということです。みなさん一人ひとりが違うように、全部が同じ人なんて誰もいません。一人ひとりの違いを認めたり、自分や友だちの良いところを見つけて、それぞれが大切な存在であることを知ることは、とても大切なことです。
 そこで、毎年12月4日〜10日までを、人権週間と言って、自分も友だちも一人ひとりが違うことを知って、それぞれの違いを大切にすることをみんなで考える一週間なのです。特に、最後の日の12月10日は「人権デー」といって日本だけでなく世界の色々なところでも「人権」について考える日になっています。
 人権週間では、人権に関するビデオを見たり、先生から人権のことを詳しく教えてもらったりして、人権について学級のみんなで考えますが、そのほかに、皆さんには3つのことに気を付けてすごしてほしいと思っています。
 まず、自分のすきなところはどんなところか考えてみましょう。自分自身のすてきなところを見つけた分、自分のことをもっともっと好きになれると思います。次に、友だちの素敵なところはどんなところか考えてみましょう。改めて考えてみると、友だちの素敵なところにたくさん出会えるかもしれません。最後に、自分と友だちの違うところってどんなところか考えてみましょう。一人ひとり良いところ、すてきなところをたくさん持っていますね。それを「個性」と言います。みんなそれぞれ違うところを認め合いながら、自分や友だちのすてきなところをたくさん見つけてみましょう。得意なことや苦手なことも人それぞれです。みんなが、誰に対しても平等で、一人ひとり優しい気持ちを持って、困っている人がいたら、それぞれの得意なことを生かして助け合えたらいいですね。