3月18日(月) 6年ウェブ展覧会【卒業文集の作品紹介】
- 公開日
- 2024/03/18
- 更新日
- 2024/03/18
6年
題:心に残った修学旅行
僕が小学校6年間で一番印象に残っているのは、みんなと行った修学旅行です。出発当日の朝はいつもより早く起きたため、少し眠たかったですが、ワクワクしていました。僕が修学旅行で特に思い出に残っていることは2つあります。
1つ目は法隆寺です。なかでも五重塔には特に驚きました。クレーン車などの便利な機械もないのに、どのようにして造ったのか疑問に感じました。おそらく、たくさんの人々が当時の技術力で苦労しながら造ったのだろうと思います。法隆寺にある建物は、耐震性も高く、現在の建物に用いられている建築方式にもなっているため、古い時代のものでありながら本当にすばらしいと感心しました。他にも仏像がたくさん展示されており、聖徳太子の肖像画もあって、はるか昔のものなのに紙の状態で保存されているのは、めずらしいと思いました。歴史の始まりのような時代のことを知り、それが現代まで伝わっているという事実に感動しました。
2つ目は東大寺です。そのなかでも一番心に残ったのは大仏とその大仏殿です。東大寺の大仏は造られてから鎌倉時代と江戸時代に修復されているので、大仏はとても大切に扱われてきたのだろうと思いました。大仏は人の何倍もの大きさがあり、その巨大な姿に圧倒されました。大仏と寺社を結ぶ道はとても広く、きれいに整えられていました。正門の南大門もたいへん立派で、そこを通り抜けた道から振り返ると、数多くのお店が見え、とてもにぎわっていました。東大寺周辺には鹿が多く歩いていて、少し怖かったですが楽しく過ごせて良かったです。
修学旅行に行くことによって、どのようにすれば安全に楽しく行動できるのか、人にぶつかってしまったら、どのように謝らなければいけないかなど、礼儀や作法について数多く学ぶことができ、とてもよい経験になりました。精神的にもかなり成長できたような気がします。他にもたくさんの思い出がありましたが、その全てに自分をさらに高めるための要素がふくまれていたような気がします。これらの経験を最大限に生かし、来年度から新たに始まる中学生としての生活にも、活用していけるようにがんばりたいと思います。