学校日記

4月10日(日) 『お母さんありがとう。がんばって!』2

公開日
2022/04/10
更新日
2022/04/10

校長室便り

そんなお母さんでも弱点があります。それは、夕飯を食べた後、電げんが切れたようにねてしまう事です。ちょっとの攻撃では起きません。ねない時は、ソファでグダグダします。そしてぼくの事を「ゴールドフィンガー琉生」と呼び、マッサージを要求してきます。

もう一つの顔は、手術室の看護師です。ドラマみたいに、メスをわたしたり、輸血や器械を持ってきたりしているそうです。看護師としてのお母さんはすごくやさしい顔だと思います。

前に、お母さんに看護師として大切にしている事を聞きました。お母さんは、
「かん者さんの思い。」
と言いました。時どきお母さんはぼくと一緒に勉強しています。なぜ勉強しているのか聞
いたら、
「病名は同じでも、一つとして同じ状態、同じ手術はないよ。だからいつも勉強して、医師、看護師など、チームでそのかん者さんの手術を成功させるために勉強するんだよ。」
と言っていました。

こんな事を言う看護師のお母さんは、かん者さんをとても大切にしているので、絶対にやさしい顔をしていると思います。