6月7日(月)心やさしく思いやりのある子に(全校朝礼から)
- 公開日
- 2021/06/09
- 更新日
- 2021/09/11
校長室便り
校長先生の家には、ミニチュアダックスフンドという小型犬がいます。今年で17歳、人間の年にすると90歳近くなるおじいさんで、大切な家族の一員です。名前は先生の尊敬している科学者のアインシュタインの名前からとって「アルバート」と言います。普段は、「アル」と呼んでいます。
この間、ヘルニアと言って背骨がつぶれる病気にかかり、足がマヒして動かなくなってしまいました。このままだと動けないままになってしまう、でも手術をするには年齢が高すぎる、家族で悩みましたが、頑張り屋の犬なので手術することにしました。今は、歩けるようにとリハビリにがんばっています。皆さんの中にも、犬や猫などのペットを飼っている人もいることでしょう。生き物を飼うというのは、大変なことで、最後まで大切な命に責任を持たなければなりません。
そこで、「犬との10の約束」という詩がありますので紹介します。
1 わたしと、きながにつきあってください。
2 わたしをしんじてください。それだけでわたしは、しあわせです。
3 わたしにも、こころがあることをわすれないでください。
4 いうことをきかないときには、りゆうがあります。
5 わたしに、たくさんはなしかけてください。ひとのことばは、はなせないけど、わかっています。
6 わたしをたたかないで。ほんきになったら、わたしのほうがつよいことをわすれないで。
7 わたしがとしをとっても、なかよくしてください。
8 わたしは、10ねんくらいしかいきられません。だから、できるだけわたしといっしょにいてください。
9 あなたにはがっこうもあるしともだちもいます。でも、わたしにはあなたしかいません。
10 わたしが、しぬときはおねがいです。そばにいてください。どうかおぼえていてください。わたしがずっとあなたをあいしていたことを。
(「犬と私の10の約束」川口晴 著 文藝春秋より)
この詩は、犬との約束を書いたものですが、ペットを飼っていない人もいることでしょう。みなさんには、この詩を読むときに、家族や友だち、もちろん犬や猫などのペットなど、自分の周りの大切な人たちや生き物のことを思い浮かべて読んでほしいと思います。
みなさんが、優しい心と思いやりの心をもって人と接することができる、素敵な大和東小学校の子になってほしいと願っています。