5月10日(月)きちんと(全校朝礼から)
- 公開日
- 2021/05/13
- 更新日
- 2021/05/13
校長室便り
もう春も半ばになりましたね。これからどんどん温かくなり、夏に近づいていきますね。
学校では、いろいろな虫がみられ、いろいろな花がかわるがわる咲いていますね。校長室に、アゲハのさなぎが二つあったんですが、連休前に成虫が羽化しました。そのあと連休になったので、皆さんには紹介できませんでした。残念ながら羽化の瞬間は見られませんでした。あと一つ、あるので次はその瞬間を見ようと思います。2年生以上の子は子のさなぎは何か知っていますか。シンジュサンのさなぎです。冬を越して5月か6月に羽化するはずすのでこちらも楽しみにしています。また皆さんに報告しますね。
みなさんが植えてくれたパンジーの花もまだまだきれいに咲いています。毎日、委員会のみなさんが水をあげてくれているおかげですね。花は、水をあげるときれいに咲きます。皆さんにとっては、先生のお話が花で言うと水になります。先生のお話をしっかり聞いて、きちんとできるようになれば立派な花を咲かせます。先生のお話は、「ああ、そうだったのか」とか「なるほど」とか「わかった」というように、知らなかったことを新しく教えてくれるものだったり、友達と仲良くすることの大切さであったり、ルールを守ることの大切さであったりします。難しいことを言っているわけではありません。みなさんが賢い子になるように、おもいやりのある優しい子になるように、あきらめずにさいごまでがんばるこになるように、と言っているのです。皆さんならどれもできることだと思います。花は水をあげるのを忘れると枯れてしまいます。一度枯れたら、その後水をあげても、花は咲きません。でも、人間は違います。先生の言ったことができなくても、反省し、その後、きちんとやろうと思えばできます。失敗してもやり直しができます。やり直せば、また、立派な花を咲かすことができます。先生のお話をきちんと聞けなかった子、約束したことが守れてなかった子は、気がついたらやり直しましょう。そうして、立派な花を咲かせる子になりましょう。
この一学期はいろんなことが「きちんと」できるようにしましょう。