教科基礎講座（小学校算数）を開催しました。大学教授を講師にお招きし、「グループ学習を生かした算数の授業改善」をテーマに講義をしていただきました。ペア、グループ学習を支える話し手と聴き手の「社会的スキル」や「対話のスキル」を向上させることで、効果的にグループ学習を行うことができると教えていただきました。また、目的に応じたグループ学習を位置づけた指導過程についても事例をもとに教えていただきました。

＜受講者の感想＞

・グループ活動を行っていくにあたって指導しないといけないことや気をつけること、効果的に位置づけることなど細かなところまで分かりやすく教えていただいた。

・話し合いといっても、どのような形式でしたらよいのか悩んでいました。今回の研修を受けて、授業の内容ごとに、するべき話し合いの形が変わってくるということが分かりました。

・一番心に残ったことは意識改革とスキル構築です。できる子が一方的に話す、書いてあるものを伝えるだけでは意味がなく、「みんなで学ぶ、みんなで伸びる」意識を植え付けることが大切であることが分かった。

・算数の学習をどのようにしたら児童主体で対話的に進めることができるのかすごく疑問がありましたが、学びの基礎を児童に定着させることで自分たちから対話的にお互いの考えを共有し、高め合えることができると学ぶことができました。