学校日記

2月2日(月) 学校の様子『 悠久~大河の一滴  vol.8』

公開日
2026/02/02
更新日
2026/02/02

1年

     “大河の一滴(たいがのいってき)”


 人は大河の一滴・・・・それは小さな一滴の水の粒に過ぎないが、大きな水の流れをかたちづくる一滴であり、永遠の時間に向かって動いていくリズムの一部なのだ。

 私たちはそれぞれの一生という水滴の旅を終えて、やがては海に還(かえ)る。母なる海に抱かれてすべての他の水滴と溶けあい、やがて光と熱に包まれて蒸発し、空へのぼっていく。そしてふたたび地上へ。・・・・

        五木寛之著「大河の一滴」より


一粒の雫に始まり、湧水となって湧き出した命

海へと至る壮大な旅路の過程で

うねり、くねり、浸食と堆積を繰り返し

川幅を大きく太くし、養分を蓄え

流域の大地を新たな命で潤しつつ

徐々に河口へ、ゴールへと向かっている


川の流れは悠久

尽きることない永久の流れ

過去から現在へ、遥か未来へと続く時間


大河の一滴は始まりを表す言葉である

同時に、悠久に続く象徴でもある



私たちの歩みは“いま”で終わるわけではない

しかし、海への出口が一つの区切りに違いない


あと1か月で

 3年生は中学校の旅を終える

あと2か月で

 1年生は中学校初年度を終え

 2年生は中学校最終年を迎える


終わりは始まり

区切りが次への意欲、始まりの覚悟を生み出す


その一歩、それが大河の一滴