9月1日(木) オンライン始業式 式辞
- 公開日
- 2022/09/01
- 更新日
- 2022/09/01
学校行事
42日間の夏休みが終わりました。しっかりと心と身体と頭を鍛えることができた夏休みでしたか。この夏は、何度も熱中症警戒アラートが出て、大変暑い夏になりました。暑さに負けず部活動や学習に頑張った皆さんにとって大きな自信となったことでしょう。
大きな事故などもなく、元気な皆さんとこうして始業式を迎えられることを何より嬉しく思います。
しかしながら、みなさんもご存じのように、この夏休み中、大雨で川が氾濫したり、土砂崩れで道路や家屋に被害を及ぼしたり、とりわけ、青森県、山形県、新潟県などが、深刻な被害が出ました。これは、地球温暖化が深くかかわっている「線状降水帯」の発生が主な原因だそうです。一宮市においても何度かゲリラ豪雨があり、先生の家の前の道もあっという間に冠水したこともありました。地球が本当におかしくなっているのかと思ってしまいました。
さて、この夏休み中、知っている人もいると思いますが、8月18日に関東地方で火球と呼ばれる大きな流れ星のようなものが見られたそうです。テレビでも5秒ほど強い光を放って落ちていく様子が流れていました。
よく、流れ星が消えるまでに3度願いを唱えることができれば、夢が叶うと言われますが、今日は「叶」という漢字についてのお話をします。
叶うという字、空書きをしてみてください。そうです。「口」という文字に「十」の文字を加えると「叶」という文字になります。この文字は口と十とで十人の意見が合うことを意味しているそうです。そのため十人の人に自分の夢や目標を伝えると望みが叶うとも言われています。
もちろん人に言うだけで叶うのではなく、大勢の人に伝えたからには頑張らなければという気持ちが強くなり実現できるのだと思います。この十(じゅう)を+(プラス)と読んでみると、プラス思考の言葉や元気の出る言葉を日ごろから使うことが、夢や目標に近づいていきそうな感じがします。
「叶」の文字に「−(マイナス)」の文字を付け加えると。「吐」という文字になり、内に溜まったものを吐き出すという意味があり、あまりよいイメージは湧きません。「もうだめだ」「どうせ私にはできない」など、弱音を吐くようなマイナス思考の言葉や考え方が口に出ると、自分の夢や目標が壊れてしまいそうです。
夢や目標を叶えるためには、もちろん努力が必要です。それとともに、元気が出る考え方や言葉も必要です。よくない結果を誰かのせいや自分をとりまく環境のせいにせずに頑張る力が大切です。2学期は体育祭や合唱コンクールの2大行事があります。また、1,2年生にとって、運動部においては新人大会があります。3年生はいよいよ自分の進路決定にさしかかってきます。自分の目標をしっかり見定め、あきらめない心で、粘り強く頑張ってください。そんな君たちを萩原中学校の先生たちは応援していますし、何かあれば相談に乗ります。皆さんの頑張りを大いに期待しています。