女子卓球部のみなさんへ(10月3日)
- 公開日
- 2020/10/04
- 更新日
- 2020/10/04
部活動
ともに成長した3年間でした。君たちと一緒に過ごした時間はあまりにも身近で、あたりまえのものでした。STが終われば屋運に集合して、あいさつをして卓球を行う。土日はフォア、バック、ツッツキ、切り返し…といつもの練習をしていきました。そして練習試合。君たちとは多くの学校に行き、数えきれないほどの試合をしたと思います。
いつの日か忘れましたが、自転車で1時間くらいかかる学校に行くときに「(自転車で1時間くらいなら)まだ近いよね」なんて言ってるのを聞いて、練習試合に行き過ぎて感覚が変になってしまったと感じたこともありました。
それでも、試合にはよく負けましたね。練習試合の帰り際、「あいさつだけは勝っていこう」こんな言葉がいわばお決まりのようにもなっていました。
だけど、みんなは努力をやめませんでした。どんなに負けて悔しい思いをしても、卓球を楽しむことを忘れずに練習に励みましたね。その甲斐あって、少しずつ少しずつ勝てるようにもなりました。練習試合、このチームで初勝利を納めた日のこと、忘れていません。
予選リーグ突破、そしてベスト8おめでとうございます。はたから見れば、すごく小さい目標だったかもしれません。だけど、萩中卓球部にとっては大きな目標でした。予選リーグ突破したとき何度も何度も心の中でガッツポーズをしました。本当に本当にうれしかったです。みんなは大きく成長しました。
最後のミーティングの時、「泣かないんですか。」とみんなは聞きましたよね。僕は逆に聞きたかったです。僕が泣いていることに 気づかなかったんですか。
最後の試合が終わり、みんなと一緒にいることができなくなるんだと思った時。さわやか賞をもらえるとわかったときに本気でよろこぶみんなを見ている時。短時間で2回も泣いたのを気づいていましたか。だからミーティングの時は泣かなかったのではなく、泣き疲れて泣けなかっただけです。…ということにしておいてください。
2年半本当によく頑張りました。お疲れ様。寂しいですが、お別れです。この部活で得たことを今後の人生に活かしてこれからもそれぞれのステージで頑張ってください。部は終わりますが、一教員としてこれからもみんなを応援しています。ありがとうございました。
卓球部顧問 神永大樹