7月1日 校歌発表会で佐藤一英先生からお話をいただきました
- 公開日
- 2019/07/01
- 更新日
- 2019/07/01
学校行事
校歌発表会では、萩原中学校の校歌を作詞していただいた佐藤一英先生のご子息、佐藤史門先生にお越しいただきました。
最初に、作詞者・作曲者の紹介を生徒たちが行い、その後、学級ごとに校歌を歌いました。各学級で練習をした成果が発表に表れていました。
佐藤史門先生は、生徒の歌を聞かれた後、次のように話をしてくださいました。「皆さんが真心を込めて歌っているから、涙が出ます。萩原中学校の校歌が長い間歌い継がれていますので、父も喜んでいると思います。萩原中学校の生徒として、自信と誇りをもって歌い続けてほしい」と話されました。
平成から令和へと元号が変わり、令和は万葉集から採用されたということもあり、若いころから万葉集を愛読されていた一英先生のことを懐かしそうに話してみえました。そして、萩原町にある萬葉公園のことについて、お話をしてくださいました。
佐藤一英先生は、「詩を書くには、万葉集を知らなければならない」と万葉集を勉強され、万葉集の中に「高松」の名が出てくるところに興味をもち、「萩の歌」が、故郷である萩原の地で詠まれたのではないかと考え、この地に公園をつくり、歌碑を建てました。万葉集には、美しい宝石のような言葉がたくさん出てきます。詩を書くには、万葉集を学ぶことが大切であると常々話していらっしゃったそうです。
佐藤史門先生から生徒たちへ伝えられたメッセージは、「青春は人生で一番輝かしいときです。夢見る力がない者は生きる力が湧きません。皆さんは、夢をもち、自分の思いを周りの人へ伝え、明るい未来へ向けて、力強く生きてください。日本の未来を皆さんに託します」というものでした。
生徒たちの心に響くお話をしていただきまして、ありがとうございました。