5月26日(金) 修学旅行 生徒の皆さんへ伝えたいこと2
- 公開日
- 2023/05/27
- 更新日
- 2023/05/27
お知らせ
今年は南部中の伝統の「分宿」を復活し、新しく忍野村に行くことにしました。17の民宿や旅館のお父さん、お母さんに1泊お願いしました。生徒を分宿させることは、先生にとって一大決心です。でも学年の先生たちは最初から迷いはありませんでした。皆さんを信頼していたからこそでしょう。
2日目の朝、出発の時、お礼を言った瞬間に、お母さんたちが
「お手伝いだけでなく、なにかやることありませんかときかれました」
「今までも中学生を受けいれてましたが、女子が入浴時間を完璧に守ってくれたのは初めてです」
「ご飯美味しかったですと口々に言ってくれました」
「本当にいい生徒さんたちで、気持ちのいい1日でした」など、聞いたわたしが嬉しい気持ちにさせてもらえました。(とすると忍野では、ひょっとすると皆さんはもう「伝説」となっている予感がします)
今回の忍野村への修学旅行は旅行社の担当の方に、1年以上前からの企画していただきました。そしてこの3日間も添乗いただき、感謝しかありません。
さらにもう一つ。人は誰でも毎年ディズニーリゾートに行くと、とびっきりの笑顔になります。さすが夢と魔法の王国です。今年はこの笑顔は、添乗員の方のおかげもあります。実はその日、添乗員の方に難しくそして急なお願いが必要になったのです。一刻の猶予もないそのお願いに「生徒さんの笑顔のためです」と言い切った添乗員さんの一言。そしてそれを見事に解決してくださいました。時間に間に合わせるために最後は「激走」だったんです。その姿は仕事人としてカッコよかったです。おかげで生徒は全員笑顔で入場しました。ありがとうございました。
今年のディズニーリゾートでの活動は、学級の壁を取り払って学年での班行動。これも先生にとっては勇気が必要なことです。
約束事として、班のメンバーがはぐれてしまったら本部で落ち合うことになっていました。こういう場合、離れたお互いに「なんでどっか行っちゃうの」という雰囲気がわかることが今までの修学旅行ではよくありました。今年は離れ離れになった人が、本部で出会ったとき、どちらからということなく「ごめんね」「よかったー」。その優しさにこちらも笑顔をもらいました。思い返せば、今年は「校長先生っ」と至る所でいっぱい声をかけてくれましたね。うれしかったです。ありがとう。