3月15日(水)「北中 推し活」(校長室より)
- 公開日
- 2023/03/15
- 更新日
- 2023/03/15
校長室より
月曜日「感謝の会」後のボランティアさんの言葉です。
『私にとってのボランティアは「推し活」なんです。WE LOVE 北中です』
北中が好き、北中生が好きという思いからボランティアを行っているとのこと。
北中生を推していただいている。とてもありがたいことです。
「推し活」とは、日常の今いる場所で体感できるウェルビーイング(幸せに生きる)の一つ。なぜなら、推している最中は、人は自分自身を忘れて解放されるからです。曹洞宗の開祖・道元は、仏道を修行していく上で次のような言葉を残しています。
仏道をならふといふは、自己をならふなり。
自己をならふといふは、自己をわするるなり。
※仏道をならう(修行する)ということは、自分を究明することである。
自分を究明するということは、自分を忘れるということである。
つまり、「自分」という感覚を忘れ、遠く離れることで、「自分」が得られる。道元は悟りへ至る道のりをこのような言葉で表現しました。
「推し」はライトな宗教。どんなに辛いことがあっても、いやなことがあっても、「推し」を持っている人は、へこたれない、折れない人に近づけるということですね。
これからも、推される北中でありたいと思います。