8月21日(日)学びの原点は「知的好奇心」(校長室より)
- 公開日
- 2022/08/21
- 更新日
- 2022/08/21
校長室より
8月19日に一宮市では教員対象の研修会が行われました。
図画工作・美術の教科の研修では、愛知産業大学・造形学部准教授・山口雅英先生においでいただき、短時間でできる版画の制作について研修を行いました。
一宮市の小中学校の先生が集まり、版画制作についての説明を受けた後、各自が用意してきた下絵をもとに小学校は紙版画、中学校は凹版画に挑戦しました。山口先生が発案した新版画技法に、わくわくしながらの初体験となりました。バレンは使わず手の圧力でこする、ニードルは使わずボールペンでひっかくなど、今までの版画づくりの常識を覆す技法に戸惑いながらも、出来上がった作品に感動の声があがる研修となりました。
北部中学校の美術担当教員も参加し、貴重な体験をすることができました。
版画づくりを通して、「えーっ!面白い!」「こんな簡単に美しい色彩の作品ができるんだ!」「なるほど、こんな効果があるんだ!」などと、短時間にもかかわらず予想外の出来栄えに感動の声や好奇心いっぱいの声が上がりました。
学びの原点は「知的好奇心」と言われます。版をつくり、色をつけ、擦りあがる作品に期待する好奇心をくすぐる経験を児童生徒にも味わってほしいと思います。