12月21日 感謝の気持ちで
- 公開日
- 2018/12/21
- 更新日
- 2018/12/21
人権教育
2学期の終業式を行い、次のように児童に話しました。『2学期が今日で終わります。みなさんにとって、どんな2学期だったでしょうか。学習や運動をがんばりましたか。友達と仲良く過ごせましたか。学校や社会のルールは守れましたか。このあと、それぞれの学級で「あゆみ」をもらいます。「あゆみ」を見ながら、2学期の生活を振り返り、自分のがんばったことや成長したことを見つけてください。
もう一つ、この2学期の終わりという節目に思い起こしてほしいことがあります。日頃、当たり前にあると思っているものも、実はそうではないということです。たとえば、命、健康、周りの大切な人、自分が安心して過ごすことのできる家、みんなといっしょに勉強できる学校・・・その大切さをあまり考えたことはないと思います。普段の生活の中では、生きていて当たり前、周りにいる人はいて当たり前、家や学校はあって当たり前、そんなふうに感じてしまいます。2学期の最初、大きな台風がきて、学校も休みになりました。日本中に大きな被害に出ました。木曽川東小学校でも、ピロティの天井が壊れたり、大きな木が倒れたりしました。この時、私は東小のみなさんや自分の周りにいる人が無事であったことを本当に感謝しました。学期の終わりというこの節目に、普段当たり前だと思っている命や健康の大切さ、周りにいる人の大切さを思い出して、感謝の気持ちがもてるとよいと思います。そして、冬休み中に迎える新たな一年の始まりには、一日一日を大切に過ごしていける目標を見つけてもらいたいと思います。
明日からの冬休みは全部で16日。事故や病気に気を付けて、心も体も元気に過ごし、3学期の始業式に元気な顔を見せてください。』