学校日記

3.19 卒業式 式辞(校長より)

公開日
2025/03/19
更新日
2025/03/19

校長室

 卒業式が終わってしまいました。

 全員元気に巣立っていきました。うれしさとさみしさ・・今、静かにかみしめています。

 式辞では、次のようなことを話しました。


 「遠くからでも『校長先生!』と呼んでもらえる校長になりたい」というわたしの夢を最初にかなえてくれたのが、当時4年生のときの子どもたち(卒業生)だったこと

 そのころは、今よりもあどけない顔だったけれど、その頃も今もとてもかわいらしくて大好きだということ

 印象深い思い出として、野外教室のときのカレー作りについて話しました。

 おいしいカレーを食べ終わった後、鍋を洗って施設の方にチェックをしてもらうとき、何度やり直しになっても「はい、喜んで!」と元気にがんばっていたこと、やっと合格したときには、同じ班の仲間と大喜びしていたこと

 その明るさと強い団結力は、修学旅行でも発揮されていて、いっしょに過ごしていると、いつも誇らしくてうれしかったこと


 その後、わたしが教え子たちから教えてもらった大切なことの話をしました。

 子どものころは「結果さえよければ、それでよい」と思っていたこと

 でも、教師になって子どもたちと関わっていく中で「結果よりもそれまでの過程が大事」ということがわかったということ みんなで何か1つのことをがんばった思い出は、生きていく中で大きな支えになるということ 

 だから、中学校では、仲間と何かに一生懸命取り組んで、大人になったときに思い出せば前向きになれるような、そんな思い出をたくさん作っていってほしいということ 

 

 そして、最後にわたしの好きなことば「朝の来ない夜はない」を贈りました。


 保護者のみなさま、本日はお子様のご卒業おめでとうございます。いつもあたたかなことばをかけていただき、ありがとうございました。