学校日記

1.18 ミシンの授業の思い出(校長より)

公開日
2024/01/18
更新日
2024/01/18

校長室

 5年生が家庭科の授業で「ミシン」を扱います。
 写真は、今日の3時間目の3組の子たちの様子です。
 静かに真剣に・・そして楽しそうにがんばっていました。
 その子どもたちをながめながら、ふと昔の自分のクラスでのことを思い出しました。

 いつのことだったか・・
 ミシンの授業をしているときに、いろいろなトラブル(下糸がなくなる、縫い目がそろわないなど・・)があるので、教室のあちこちから「先生!」「せんせー!」と呼ばれ、「もう!『先生』『先生』って呼ばないで!」と、叫んだことがあります。
 そのときに子どもたちが「えっ、じゃあ何て呼んだらいいかな」「おばさん?」と言い出し、カチンときたわたしが文句を言おうとした瞬間に、学級委員の子が「先生は『おばさん』じゃない。『おねえさん』だ!」と言ってくれました。
 そして、その時間は、教室のあちこちから「おねえさん」「おねえさん」と呼ばれ、「そういうことではないんだけど・・」と思いながらも、少しいい気分でその後はがんばりました。

 今日の5年生の子どもたちの様子を見ながら、上手に指導すると、こんなにも静かにやれるんだなと・・昔の自分の指導について深く反省しました。