三条っ子の日常 

12月6日 校長先生のお話「人権について」

公開日
2021/12/06
更新日
2021/12/06

人権教育・いじめ対策

12月6日から10日までは、人権週間です。今日の朝礼で、校長先生より、「人権」について、以下のようなお話を聞きました。


人権とは、「一人ひとりが大切にされて、幸せに生きる」権利です。人権週間は、皆さん一人一人が、人として大切にされているかを、いつもよりもっと気にして過ごす1週間です。
 みなさんは、人の嫌がることを言ったり、無理に何かを押し付けたり、人をたたいたり、人の物をかくしたりしていませんか?これは、人権を無視した、いじめです。いじめのない、お互いのことを認め合える三条小学校にしていきたいですね。周りの人の人権を傷つけないためには、「思いやりの心」が大切です。今日は、人を笑顔にする算数、「おもいやり算」を紹介します。

「たし算」は、助け合うという意味です。こまっている人がいたら助けてあげることです。助けてあげた人が、喜んでくれたり、少しでも笑ってくれたりしたらいいですね。

「ひき算」は、ひき受けるという事です。おうちの人にお手つだいを頼まれた時や、先生に何かを頼まれた時、友だちに頼まれた時に、ひき受けることができますか。ひき受ける事で周りの人に喜ばれ、笑顔があふれ、さらに感謝された経験がきっとあるのではないですか。

「かけ算」は、声をかけるという意味です。元気のない人や困っている人に「どうしたの?」と声をかけたり、友だちや先生、近所の人に会った時「おはようございます」とあいさつをしたりする事も大切なかけ算だと思います。お互いに声をかけた後はすごく気もちがよくなると思います。

「わり算」は、いたわるという事です。いたわるとは「弱い立場の人などに親切に接する、優しくする」という意味です。先日の「なかよし学級遊び」では、上級生が下級生をいたわり、優しく親切にしている場面がたくさん見られ、とても素敵でした。

校長先生は、思いやり算で、三条小学校のみんながもっともっと、笑顔になれるよう、願っています。