学校日記

6月29日(月)続けることが力になる!<校長室より>

公開日
2020/06/29
更新日
2020/06/29

学校運営協議会

本日、放送による児童集会がありました。
校長先生の話として、話しました内容をお知らせします。

『 続けることが力になる!                 

昨日で、「あじさい読書週間」が終わりました。みなさん、たくさんの本を読むことができましたか?本を読むと、いろいろなことが分かり、ものの見方や考え方を広げ、心が豊かになりますね。みなさん、これからも本を読む習慣を大切にしていってほしいと思います。

さて、6月から学校生活が再スタートして、1か月が経とうとしています。生活のリズムはできましたか?全体として、落ち着いた学校生活ができており、さすが「末広っ子」だと先生たちはうれしく思っています。一方で、最近、学校生活の慣れからか、けがが多くなっています。お互いに安全に気をつけてください。

1か月を振り返ってみると、特に1年生のみなさんは、お兄さんやお姉さんに助けてもらいながら、雨の日もがんばって登校できるようになりました。1・2年下校や1・3年下校も経験しました。お兄さんやお姉さんに助けてもらっていることに感謝ですね。また、連絡帳を書いたり、日直や係や給食当番などの仕事もできるようになったりしています。授業中は、先生の話をよく聞いたり、本を読んだり、ノートを書いたり、進んで発表したりできるようになってきています。小学校の生活リズムができてきており、着実に成長してきています。お家の人も喜んでいることと思います。学校はみんなで助け合って生活し、時には失敗しながら、いろいろなことを身につけるところです。これからもみんなと元気に仲よく、がんばっていってほしいと願っています。

2年生から6年生のみなさんも、それぞれの学年にふさわしく、いっぱいがんばっていると思います。特に6年生は、最高学年としての自覚が芽生えています。どの学年のみなさんも、これからも末広小学校の児童としての誇りをもって、自分を高めていってほしいと思います。また、周りの人を笑顔にするように思いやりの心を大切にしてください。

さて、現在、多くの学年で、アサガオやミニトマト、サツマイモやホウセンカ、ツレレイシ、サトウキビなど、植物を育てています。植物は、毎日毎日、皆さんから水をもらったり、雨を受けたり、太陽の光を浴びたりしながら、根を伸ばし、養分をたくわえ、葉を伸ばし、花を咲かせたり、実をつけたりしながら、成長しています。毎日毎日続けることが成長につながっています。

校長先生が今日みなさんに伝えたいことは、「続けることが力になる!」ということです。私たち人間も植物と同じようなところがあると思います。雨の日でもがんばって学校へ来ることは、忍耐力という心の力がついてきます。当番や係の仕事など、自分の役割を果たすことは、責任感という力がつきます。あいさつをすることは、礼儀正しい人間としての基本の力が身につきます。授業では、新しいことを学び、学力が身につきます。運動することは、体力が身につきます。大事なことは、続けることです。続けることがみなさんの力になります。昔から、このようなことを表す「ことわざ」があります。「継続は力なり」「石の上にも3年」「雨垂れ石をもうがつ」などです。その逆は、「三日坊主」です。ちょっと1・2年生には難しい言葉でしたね。また、担任の先生から聞いてくださいね。校長先生から特別のことわざをみなさんに紹介します。それは「三日坊主を続けよ」です。人間には弱い部分があって、ついさぼってしまい、続かないことがあると思います。しかし、前向きにがんばろうとすることは大事です。三日坊主も続けると、少しずつ習慣になってきます。できることから一歩一歩続けてください。続けることは、みなさんの力になります。

いよいよ1学期後半7月に入ります。今後も新しい学校生活の様式を取り入れながら、感染症対策と熱中症対策をしながら、学習のまとめやテストにもがんばっていってください。当たり前のことを地道に続けてほしいと思います。きっとみなさんの力になりますよ。』