9/1 令和8年度2学期始業式~徳を積もう!~
- 公開日
- 2026/09/01
- 更新日
- 2026/09/01
校長より
夏休みの酷暑が少し和らいだ朝を迎えた今日、2学期が始まりました。本日もリモートで始業式を行いました。式が終わった後には、今日が「防災の日」ということで、全校でシェイクアウト訓練を行いました。式では次のような話をしました。
みなさん、おはようございます。こうしてみなさんの元気な顔を見ることができて、先生は本当にうれしく思っています。いよいよ2学期のスタートですね。
今日、みなさんに一つ、2学期に大切にしてほしいことをお話しします。
「徳を積む」という言葉を聞いたことがありますか。ちょっと難しい言葉ですね。「徳」とは、思いやり・誠実さ・謙虚さ、人としての善い性質や行いのこと。「積む」は、それを一度だけでなく、日々少しずつ重ねるという意味です。見返りを求めず善いことをする、人が見ていないところでも誠実に振る舞う、といった行動が「徳を積む」ということです。特に大切なのは、「徳を積めば自分に良いことが返ってくる」という損得だけを目的にするのではなく、善いと思うことを自然に行うという考え方です。
例えば、
・教室にごみが落ちていたら、拾ってごみ箱に入れる。
・落とした消しゴムを拾って渡してあげる。
・誰かに助けてもらったら、「ありがとう」と伝える。
・小さい子が困っていたら、「大丈夫?」と助けてあげる。
どれも、特別なことではありません。でも、こういう小さな「よいこと」を一つ、また一つと重ねていくことが、徳を積んでいくということになります。たとえば、貯金箱を思い浮かべてください。一円玉を一つ入れても、すぐにはいっぱいになりません。でも、一つずつ入れていけば、少しずつ、少しずつ、お金がたまっていきます。
「徳」も同じです。友達に親切にした。落ちているごみを拾った。誰かを励ました。誰も見ていなくても、よいことをした。そうした一つ一つが、みなさんの心の中に少しずつたまっていきます。そして、たくさんの「よいこと」がたまったとき、その人の心は、あたたかく、強く、やさしい心になっていくのだと思います。
校長先生は、末広小学校のみんなが、「徳」をいっぱいもった、あったかい子たちがたくさんいる学校になればいいなと思っています。そうなれば、学校全体がもっともっとあたたかくなります。みんなでたくさんの「徳」を積んでいきましょう。校長先生も、みなさんと一緒に「徳」を積んでいきたいと思います。
さて、話は変わりますが、今日9月1日は「防災の日」です。
今から100年以上前の9月1日、関東地方で「関東大震災」という大きな地震が起こり、多くの尊い命が失われました。日本では、この夏も熊本で、大きな災害が起きています。災害は、「まだ大丈夫」と思っているときに突然やってきます。学校にいるときかもしれません。家で留守番をしているときかもしれません。登下校中かもしれません。だから大切なのは、「自分の命は自分で守る」という気持ちです。避難訓練を真剣に行うこと、お家の人と避難場所や連絡の取り方を確認しておくこと、防災リュックの中身を見直してみること。今日の「防災の日」という日をきっかけに、防災について家族でも話し合ってみてください。
最後になりますが、2学期も、「すてきな笑顔を広げよう」の合言葉のもと、「徳を積み」ながら、一人一人が輝く末広小学校をみんなでつくっていきましょう。先生も全力で応援します。(抜粋)