学校日記

9/1 2学期始業式~ポジティブに~

公開日
2025/09/01
更新日
2025/09/01

校長より

 今日から2学期のスタート。始業式では次のような話を子どもたちにしました。


 長い夏休みが終わりました。楽しい思い出をたくさんつくった人、家族とゆっくり過ごした人、いろいろな経験をした人、それぞれに大切な夏休みを過ごせたことと思います。

 さて、2学期は1年の中でいちばん長い学期です。運動会や校外学習など、さまざまな行事もあります。みんなで力を合わせて取り組み、クラスの仲間や学校全体が、そして、一人ひとりがさらに大きく成長できる学期にしてほしいと思います。

 ここで、みなさんに校長先生が夏休み中に教えてもらった話を紹介します。

 1つ目です。みなさんは「ポジティブ」っていう言葉を知っていますか?ポジティブというのは、前向きに考えることを言います。たとえば、テストでまちがえたときに「だめだ…」と思うんじゃなくて、「ここをもう一回勉強すればできるようになる!」と考えること。雨で運動場が使えないときに「つまんない」だけじゃなくて、「教室で友だちと楽しい遊びを見つけよう」と思うこと。こういう気持ちが「ポジティブ」です。実はポジティブに生きることが医学的(お医者さんの世界)にも体によいということが、世界の研究でわかっているそうです。前向きに考えると、ストレスがへって心が落ち着くだとか、体の病気にもなりにくくなるとか、元気で長生きしやすいということが実際にあるそうなんです。だから、校長先生もみんなと「よし、やってみよう!」「なんとかなる!」って前向きに考えることを大切にしていきたいなと思いました。

 2つ目は、「自分の命を守るために知識を得ることの大切さ」についてです。今年の夏もとっても暑かったですね。まだまだ暑い日が続きます。水分をしっかりとることを忘れないでほしいのですが。自分の体に水分が足りているかどうかが分からないので、突然体調が悪くなったりしてしまうそうです。そこで、教えてもらった方法を紹介します。まず、手の親指の爪を逆の指でつまみます。 そして、つまんだ指を離した時、白かった爪の色が. ピンクに戻るのに3秒以上かかれば、体の水分が足りてないことのサインだそうです。知っておくと役に立つ情報ですね。

 もう一つ、自分の命を守るための情報をお伝えします。みなさんは、外で遊んでいるときやお出かけしているときに雷がなって怖い思いをしたことはありませんか?そこで、クイズです。屋外にいる場合、雷から身を守るための行動として「正しくないもの」は次のうちどれでしょう?

 ①建物の中に移動する

 ②車の中に移動する

 ③大きな木の下に移動する


 答えは③です。背の高い木の近くにいると、落雷による電流が人へ飛びうつることがあり危険です。山などで激しい雷雨にあったら、幹や枝から離れて、姿勢を低くしましょう。

 最後に、もう1問。雷が鳴って避難をした後、どのくらい待てば安全なのでしょうか?

 ①鳴らなくなってから10分くらい

 ②鳴らなくなってから30分くらい

 ③鳴らなくなってから1時間くらい


 答えは②の「30分くらいです」。これは、世界でもよく使われている安全ルールだそうです。雷は雷鳴が聞こえなくなっても、まだ20〜30km離れた場所で落ちることがあるので30分以上は待っていたほうがよいそうです。

 このように、体の水分量を測る方法や、雷が鳴った時の避難の仕方を知っておけば、自分で自分の身を守ることができますね。校長先生は、みんなに健康で安全に、そして、ポジティブに過ごしてほしいと思っています。そのために、これからもいろいろな知識を頭に入れ、健康で安全に生きるテクニックを身につけていってほしいです。

 それでは、みなさんが、元気に、安全に、そして笑顔いっぱいで2学期を過ごしてくれることを心から願っています。

(抜粋)