学校日記

令和3年度 1学期始業式 校長のお話

公開日
2021/04/07
更新日
2021/04/07

豊かな心を育てる(いじめ対策)

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 どこまでも続く澄み渡った青空の下、感染症対策として、換気のよい運動場で始業式を行いました。式辞の一部を紹介します。

 昨日、ピカピカの1年生94名を迎え入れ、545名。今日、元気に登校してきた皆さんの顔を見ることができて先生は、とてもうれしいです。
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 まずは、お礼を言いたいと思います。
 6年生の皆さん。1年生の入学にあたって、準備や入学式当日のお手伝いを一生懸命がんばってくれました。入学式前日の準備の日は、式場の椅子や花鉢の準備を、汗をかきかき準備してくれました。また、1年生の教室や廊下の清掃を、額を床にこすりつけるほど熱心にきれいにしてくれました。当日は、昇降口の受付では、1年生の子に目線を合わせながら優しく声をかけ、笑顔で教室まで案内してくれました。実のお姉さんかと思うほどでした。あるお父さんが言っていました。「はじめての子ですが、安心して富士小に通わせられます。心配はありません。」と。きっと、どの1年生も、不安なく安心して小学校の生活の第一歩を踏み出せたことでしょう。
 また、新2年生の皆さんは、1年生の教室の飾りつけを、心をこめて作ってくれました。1年間の富士小の行事や生活を、温かい絵で表現してくれました。新1年生の子たちがどんなに安心したことでしょう。ありがとう。
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 新しい年度が始まるにあたって、みなさんに、本年度の合い言葉を二つ紹介します。
 まず一つ目は「和顔愛語」です。「和」は訓読みは「なごみ」、おだやかで柔らかいという意味です。「愛」は愛知県の愛、大切に思う、優しい気持ち、という意味です。ですので「和顔愛語」とは、「穏やかな表情で優しい言葉を使おう」という意味です。相手のことを思いやる優しい心は一番大切です。命を大切にすることになります。いじめは絶対ダメです。人の嫌がる言葉、チクチク言葉もダメ。相手の立場にたってやさしい心、やさしい言葉で気持ちを伝えてほしいと思います。

 二つ目は「ともに成長」です。
 みなさん、1学年上級生になり、新しい「節目」を迎えました。「竹」という植物は、1日に1メートル以上成長することもある成長の早い植物です。しかし、ただ上へ上へと伸びたのでは、自分自身を支えきれません。そこで、自分を支えるために「節目」があるのです。同じように、私たちも、「節目」があるから力強く成長します。今日、令和3年度のスタートが、新たな目標に向かって成長する大きな「節」になることを願っています。1年が終わる修了式には、こんなことができるようになったなあ、ここまでがんばれたなあ、と成長した自分を振り返ることができるとよいと思います。
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 それでは、「命を大切に 命を輝かせて」今年1年、元気でともに頑張りましょう。